「うちのフェンス、ここまでで合ってるよね？」
「境界杭（きょうかいくい）ってどこにあるの？」

実はこの“見えない線”＝境界線が原因で、
近隣トラブルに発展するケースは少なくありません。

焼津市でも、
・古くからある住宅地で境界杭が見つからない
・リフォームの際にブロック塀の位置がずれた
などの相談が増えています。

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◆ 1️⃣ 境界線ってそもそも何？

境界線とは、自分の土地と隣の土地の区切りを示す線のこと。
この線を基準に、建物や塀、フェンスを設置する位置が決まります。

ただし、境界線は目に見えないため、
多くの人が「なんとなくここまで」と曖昧にしているのが実情です。

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◆ 2️⃣ 境界の種類を知ろう

実は「境界」には2つの種類があります👇
14:53 まいか 1️⃣ 筆界（ひっかい）
→ 法務局に登記されている、公的に定められた境界線のこと。
つまり「国が認めている土地の区切り」です。

2️⃣ 所有権界（しょゆうけんかい）
→ 実際にその土地を使っている人同士の間で認識している境界線。
塀やフェンスなど、実際の利用状況に基づく境界のことです。

焼津市内でも、昔の測量精度が低かった地域では
「登記上の筆界」と「実際の所有権界」がズレていることがあります。

◆ 3️⃣ よくある境界トラブル例（焼津市）
• ブロック塀の位置が数cmずれていた
→ 新築時に「隣の家の塀がうちの敷地に入っている」と発覚。
• 境界杭を抜いてしまった
→ 庭の整備中に杭を誤って撤去し、どこが境か分からなくなった。
• 古い住宅地で図面と現況が違う
→ 昭和の分譲時にざっくり測量されていたケース。

こうしたトラブルは「相手に悪気がなくても起きる」ことが多いのが特徴です。

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◆ まとめ（前編）

境界線は“目に見えないけれど、最も大切な線”。
まずは、
✅ 自分の土地の境界を知る
✅ 古い図面や登記簿を確認する
ことから始めましょう。

後編では、
「トラブルを防ぐための具体的な対処法」や、
「焼津市で境界を確認・確定する手順」について詳しく解説します。

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